PROFILE

望月宗生shusei mochizuki

シャープペンシルアーティスト

1986年8月1日生まれ
武蔵野美術大学基礎デザイン学科卒業

【シャーペンアートに目醒め、自分の生き方を知る】
シャーペンを使い始めたのは小学校高学年からで、ノートや答案用紙の裏にいつも絵を描いていました。描いてたのは毎回決まって架空の生物や漫画のキャラクター。この時から大学生になるまでの8年間いつもノートに落書きをしていました。

大学生になるまで描き続けると、さすがに落書きとは言えどそのクオリティは洗練されてきていて「お前の落書きは落書きじゃない」と言われるほどになっていました。そんなある日、友達のとある一言で僕の人生が動き出しました。

「俺の企画で絵を描かないか」

僕自身ただの落書きとしか思っていなかったものに価値を見出した彼が、その年の芸術祭で僕のための企画を立ててくれて初展示が実現しました。人様に見せる程の価値がシャーペンの絵にあるのか疑問でしたが、やってみると予想以上にまわりの反応は良くて、こんな楽しい気持ちは人生で初めてでした。

それ以来、人を喜ばせる充実感に取り憑かれてひたすらシャーペンで絵を描き続けました。当時はキックボクシング部に所属していたので、将来は魔裟斗のようなK-1チャンピオンになるか、それとも絵描きになるか、真剣に悩みました。学科はデザイン系でしたがもうその勉強のことはそっちのけです。

卒業後、格闘家の夢は諦めて晴れて作家としてデビューし、本格的にシャーペンアートを極めていくことになります。しかし、絵画初心者が23歳からフリーで創作活動を始めるわけなので当然のことながら成果の出ない不遇の時代が続きました。

“歓喜の裏側で誰かが泣く運命(さだめ)”

このミスチルの楽曲「fanfare」の歌詞を思い返すたびに厳しい表情になる日もありましたが、それでも負けず嫌いで諦めの悪い僕は地道に活動を続けていき、やがて少しずつ結果を出して人を喜ばせられるようになりました。

そして更により多くの人に喜んでもらうために、もっと自由な生き方をしたいと考えるようになりました。自由と言っても、南の島で美味しいものを食べながら悠々自適な生活を送りたいということではありません。

仲間が苦しんでいれば時間・場所問わず助けに行く。必要であれば絵画でもイラストでも市場の垣根を越えて描く。求められればどんなイベントにも出展する。そんな縦横無尽に何事にも全力を尽くせる自由な生き方が理想であると気がついたのです。

ONEPIECEの主人公・ルフィも言っていました。

「この海で一番自由な奴が海賊王だ!!!」

シャーペンという道具が平凡であるからこそ、その創作活動には柔軟な可能性があります。それを見てくれた人々が自分にも可能性や希望があることを感じてもらえたら嬉しいです。

biography

受賞歴

  • FACE 2015 損保ジャパン日本興亜美術賞 入選

    2014年

  • 『SUMMER SONIC 2014』 SONICART賞 受賞

    2014年

活動歴